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インバーター搭載ハイブリッド型発電機EP3200iWE・EP6000iWEに関するよくある質問

◆ ENEBRIDについて

ENEBRID EP3200iWE・EP6000iWEって何?
静岡県浜松市のアドテック株式会社が開発・製造しているガソリンでもLPガスでも都市ガスでも動く発電機で、自家発電装置としても機能します。
※都市ガスが利用できるのはEP3200iWE・EP6000iWEのみです。都市ガスを利用した場合の定格は2.5kw程度になります。
アドテックって何?
静岡県浜松市のアドテック株式会社です。二輪車用エンジン、発電機や芝刈機等の小型エンジンの設計・開発を行っており、海外メーカーへの技術指導も行っております。メーカーに合わせてラインの立ち上げから量産まで最後までコンサルも行っています。
ENEBRID EP3200iWE・EP6000iWEは発電機?自家発電装置?
発電機は、使いたい電気機器の電源を発電機のコンセントに挿して使います。
ENEBRIDは発電機として使えますが、ENEBRIDの電源出力を建物のブレーカーに接続することにより建物内への電気供給を可能とさせる自家発電装置としても使えます。
なぜガス発電機ではなく、ハイブリッド型発電機なの?
使用可能な燃料が一つですと、その燃料が手に入らなくなると発電機を使用できなくなってしまいます。ENEBRIDは燃料を分散化させており、一つだけの燃料に頼っていないため、いざという時に発電機を使用できる可能性が広がります。
一般的なガソリン発電機でも良いのでは?
いざという時に使えないと意味がありません。そのためにLPガスでも動くように開発しました。
しばらく放置したガソリンやディーエルエンジンはエンジン内のカーボン等の汚れにより酸化や固着してしまい始動に困難を極めます。ガソリンや軽油などの保管時に空気中の水分が燃料に入り込み劣化が発生するため長期間の保管が難しく、保管には大きな危険が伴います。また、災害時に燃料確保は現実的に不可能です。
LPガス仕様エンジンは長期間放置した後でも容易に起動します(家庭のコンロを思い浮かべてください)。LPガスは液体燃料に比べ保管が容易で、運搬など供給もしやすく、災害時のエネルギー供給はLPガスが一番有利で入手しやすいです。
建物規模に見合ったサイズの大型発電機が良いのでは?
建物に取り付けられているブレーカー容量(電気契約容量)は全ての電気機器を稼働させた最大容量で決められております。緊急時に全ての電気機器を稼働させることはありません。大型発電機は燃料消費量が非常に多く、備蓄した燃料も瞬時に無くなります。燃料確保が困難な緊急時には限られた燃料を長く持たせなければなりません。そう考えた場合、無理して高額な大型発電機を選択するのは適切だとは思えません。小型分散化させ、必要な分だけ動かすのが正しい在り方だと考えます。
緊急時には、燃料たれ流しの大型アメ車が1台より、燃費の良い小型車が複数台あった方が喜ばれるとは思いませんか?
コンセントの最大容量は?
1つのコンセントで15アンペアまでしか使えません。
EP3200iWE・EP6000iWE には集中取り出しコンセント30Aもついている為、最大で30Aまで出力が可能です。
ENEBRIDでは発電容量が小さいのでは?
定格出力は、EP3200iWEが3.15kVA、EP6000iWEが5.5kVAです。ブレーカーで 言うと 約30・50アンペアで、普通のご家庭でも十分なサイズになります。これくらい のサイズの発電機を何台かに分散させて設置させるのがリスクマネージメント的にも適していると考えます。大型施設の場合、「エリアごとに複数に分ける」「照明用、事務機器用 etc、と使用機器種類ごとに分ける」など使用環境に適した区分け方法が考えられます。

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◆ 燃料について

ガソリンだけじゃ駄目なの?
駄目です!これまでの大震災や台風による停電で分かりましたが、大規模災害時にガソリンの確保が非常に難しくなります。
LPガスの供給は大丈夫?
LPガスは運搬も保管もしやすく、緊急時(災害時)の燃料供給に一番適した燃料です。
発電機はほとんどがガソリン・軽油などの液体燃料だけど、ガスで安全性は大丈夫?
大丈夫です!ボンベは耐用50年で設計されており、外的要因なしでボンベ自体が爆発破裂することはガスの性質的にもまずありません。家庭の軒先に設置されているくらいですから安全性は高いと判断されます。
LPガスは地震時でも使えますか?
震度5以上の地震が起きますと、ガスボンベやバルクに付属するマイコンメーター(ガスメーター)の安全装置が働き、ガス供給が自動で止まります。安全装置の解除の方法は、メーターの取扱説明書を確認していただく、もしくはガス事業者様にお問い合わせ願います。
※マイコンメーターは10kg以上のガス容器に必ず取り付けられております。

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◆ 設置工事について

設置工事内容は?
緊急時に分電盤へ接続し電気供給が出来る様にしておくことを推奨いたします。分電盤への接続工事は必ず電気工事事業者様に依頼して下さい。法律で禁止されておりますので、お客様自身では絶対に分電盤への接続はしないで下さい。
※緊急時に、ブレーカーの商業電源側の引込線を外し、ENEBRIDの電源出力線を繋ぐことで自家発電装置として電源供給させることは可能ですが、専門の電気工事業者の作業となります。
停電時に自動的に起動して切り替わるの?
平常時の停電対策としてならば、配線工事等により自動起動させることは可能です。
しかし、災害時を想定した場合、自動起動で電力供給させたことにより火災等の事故発生も考えられます。災害時は、建物や電気配線の安全を確認の上、手動で稼働させることを推奨いたします。

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◆ 使い方について

使い方は?
スターターを廻すだけです。
内蔵バッテリーが上がってしまっている際は、リコイルスターターの紐を引っ張って起動させます。
起動は簡単に出来るの?
通常はスターターキーを廻すだけですので簡単です。
バッテリー上がりでもリコイルスターターの紐を引っ張る事でエンジン始動は容易です。しかしながら女性や高齢の方では総じてリコイルでのスタートは大変なので、バッテリーが上がらないようにトリクル充電器を使用する事推奨しております。
起動が出来ない場合の想定原因は?
機器損傷が無い場合、燃料切れか、内蔵バッテリー上がりが考えられます。
発電機事故が多いけれど安全性は?
過去には屋台の発電機が原因となる爆発事故がありました。エンジンを起動させたままガソリンを給油させたことによる引火が主な原因です。ガソリン給油時には特に細心の注意が必要です。
LPガス稼働の場合、ガソリン燃料に比べ爆発などの事故発生率は圧倒的に低いですが、過信せず安全稼働に努めてください。

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◆ 保守メンテナンスについて

保証期間は?
ENEBRIDに関しましてはメーカー保証1年間となります。
故障時の対応は?
納入後1年を経過した以降でも故障等発生時にはメーカーによる修理対応(有償)が可能です。調子が悪いとお感じの際は、窓口代理店まで御連絡ください。
保守メンテナンスは?
定期的なメンテナンス内容としては、バッテリー充電や劣化の確認、エンジンオイルの量の確認および交換になります。
定期保守メンテナンス契約行っておりますので、必要な場合は窓口代理店までお問い合わせください。
エンジンオイルは定期的に交換が必要ですか?
定期的にオイル量や汚れを、ご使用前にご確認下さい。必要に応じてオイルの追加や交換をして下さい。特にガソリン使用時には、十分に確認して下さい。
エンジンオイルは何を使えばよいですか?
API分類SE級以上のSAE-10W-30オイルをご使用ください。ホームセンターなどでもご購入できます。
想定される故障内容は?
バッテリーの充電不足や劣化が一番だと思います。定期的なチェックにより回避可能な内容です。
LPガスや発電機の設置・保管方法は?
地域によって違いますが、通常発電機とガス容器の間は2m以上離さなければなりません。もし離せない場合は遮蔽板などを設置する必要があります。ガス事業者様の指示に従ってください。
発電機の保管は、濡れず、盗難にあわない保管方法をお願いします。
管理者は必要ないの?
ENEBRID 単体でご使用の場合は法的な管理者は必要ありません。ただし、電気事業法により同一敷地内に設置し、太陽光発電や発電機などの発電設備が電気的に接続され、かつそれら設備の出力合計が20kw以上となりますと、事業用電気工作物とみなされ、専任資格者の設置が必要となります。専任資格者の設置が出来ない場合は、地域の電気保安協会に代行を依頼することとなります(保安手数料要)。
LPガス容器は保管容量が多くなると管理者が必要となります。バルクタンク等の大型貯蔵設備の場合は管理者の設置が必要です。

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◆ 発電した電気について

発電は安定しているの?
インバーターが搭載されておりますので電圧は安定しております。EP3200iWE・EP6000iWEの標準電圧波形は下記の通りです。
標準電圧波形
変なノイズが乗っていませんか?
ENEBRIDに限らず、発電機・電線・使用機器の周辺環境によりノイズ影響が発生する場合があります。大型モーター等が近くにある場合は特にノイズ影響が想定されます。精密機器等をお使いでご心配の方は電気業者にて周辺環境の調査確認されることをお勧めいたします。
医療機器を使うことが出来ますか?
使う前に必ず、医療機器メーカーなどにご確認下さい。インバーターが搭載されておりますので、電圧は安定しておりますが、電化製品のスイッチを入れる前に必ず発電機の暖機運転を行って下さい。
しかしながら、医療機器やUPSでの動作を保証するものではありません。

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◆ ENEBRIDのスペックについて

定格出力は?
定格出力は、EP3200iWEが3.15kVA、EP6000iWEが5.5kVAです。
燃料満タンで何時間くらい使えますか?
EP3200iWE(定格1/4負荷時)プロパンガス(50kgボンベ):約100時間 ガソリン(満タン時):約 7.2時間、EP6000iWE(定格1/4負荷時)プロパンガス(50kgボンベ):約21時間 ガソリン(満タン時):約 4.5時間です。
発電機にエンジンオイルは入っておりますか?
はい。メーカー出荷時にエンジンオイルは規定量入れております。
ENEBRIDを2台以上つなぐ並列運転は可能ですか?
いいえ。並列運転は不可です。消費電力が1台で3.2kw以上必要な電化製品はENEBRIDから電力を供給することが出来ません。ご使用前に必ず各電化製品の最大消費電力をお確かめ下さい。

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◆ 運用上の注意について

雨天時に発電機を屋外で使うことが出来ますか?
防水仕様ではありません。感電事故防止のためにも雨天時には屋外で使わないで下さい。
ガス容器との接続は誰がやるのですか?
ワンタッチ接続を採用している為、誰でも接続可能です。発電機が必要な時に接続して下さい。
発電機を屋内で使えますか?
ガス中毒事故防止のため、絶対に屋内では使用しないで下さい。物置などの中に設置して使用される時は、十分な給排気が出来るようにして下さい。給排気が十分でない場合は、発電機の故障の原因となります。また屋外で使用される際でも換気の悪い場所でのご使用はお控え下さい。
燃料を追加、交換する場合は発電機のエンジンを止めないといけませんか?
はい。絶対にエンジンを止めてから作業を行って下さい。止めないで行いますと、爆発、火災事故の恐れがあり、場合によっては死傷する恐れがあります。また火気、可燃物のそばでは絶対に発電機を使用しないで下さい。
ガソリンを使用する際の注意点は?
ガソリンは非常に引火しやすい燃料ですので、取扱には十分な注意が必要です。ガソリンの運搬には専用の携行缶の使用が義務付けられております。携行缶の取扱に関しましては携行缶の取扱説明書のご確認をお願い致します。
また、ガソリンタンクにガソリンを入れたまま長期放置しますと、ガソリン成分が劣化して始動不良の原因となりますので、ご注意願います。長期保管や車での移動の際には、必ずガソリンは抜いて下さい。

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◆ 販売形態について

メーカーから直接購入することは出来ますか?
メーカーから直接販売することはなく、代理店経由での販売形態となります。

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